こんにちは。たらです。
一昨日インドから帰国しました。
私にとっては久しぶり、4年ぶりのインドでした。
インドに降り立った時、やっぱりインド大好きだ〜って思いがこみ上げてきた。
再びインドに行ったなら、まず一番最初にしたかった、first morning chai

おにーちゃんピースしちゃってますが、味はまぁまぁ美味しいチャイでした。
チャイワラによって味が全然違うので、気に入ったチャイワラを見つけたらリピートします。
レインボーチルドレンジャパンはインドやチベット等アジアの子供たちへの
高等教育を通じた未来のリーダー育成に取り組む国際協力NPOです。
メンバーは11人、現地で集合。
保育園の先生、会社の社長さん、水質改善の装置など作っている発明家の博士、ヨガインストラクター
竹細工職人、大学生、など、多種多様な人々と14日間一緒に旅する仲間たちです。

ツアー二日目はヴァラナシへ。
ヴァラナシへは行ったことがなかったので、とても楽しみでした。
GHまでの道のり、ヴァラナシの街のなかの路地は狭くて細い。
ババも人も牛も犬も、みんな1列になって歩きます。
なにここ?どこここ?ジブリ?面白すぎ。
クレイで入れてくれる美味しい年季の入ったチャイワラ発見。そうそう、これがしたかったの。炭火で淹れてます。美味しいはずだ。

ヴァラナシのガンガは汚れていて、沐浴したら病気になったって話をちらほら聞いていたので
するつもりはありませんでしたが、メンバーの一人、インドやネパールなどの河川や湖を
水質改善のボランティアをされているさっちんのガンガ水の検査結果が驚きの結果に。
pHの値を見ると、なんと、ガンガの汚染指数0!

これがどんなにすごいか言うと、例えば日本の田舎の野山の奇麗な小川でも
汚染指数3〜10くらいはあるらしいです。
0って奇跡的な数字なのだそうです。
そうかぁ、ガンジスはやっぱりholly water、なにか不思議なパワーがあるのね。
それなら、やっぱり沐浴しなくちゃね!ってことで挑戦しました。
汚染はなくても菌はいるよって言葉に若干不安を覚えつつも、身体を浸して
頭まで3度潜りました。
ガンジスの水のパワー、感じたよ。
なんだか温泉水みたいにトロッとしていて、リシケシの水よりぬるかったこともあり
溶けてしまいそうなくらい、気持ちがよかったです。
ガンジス川は、カイラス山を源流とし、シヴァの足の指の間から流れ出した河であり
一度水に潜るだけでそれまで積んできた罪障(カルマ)をすべて洗い流せるそうです。
沐浴の後は、一緒に入った仲間たちもピカピカ光って見えました。


夕暮れ時。いつでも絵になるガンジス。

ガンジス目の前、朝日を浴びて太陽礼拝。幸せすぎる。

ヴァラナシの街、ごちゃごちゃ。indian fantasyこのカオス感が好き。

次の日は、対岸にあるmother baby schoolを訪問しました。このスクールはNPO法人オンザロードにサポートされています。バラナシの対岸は、不浄の地と呼ばれ、忌み嫌われる土地だそうです。でも最近では、聖なる対岸に人が溢れ、不浄の地へ引っ越してくる人たちも多いそうです。ボランティアで6年間、運営に従事されている裕代さんにお話のお話を聞きました。
インドは義務教育ではありますが、教育を受けるのが義務ではなく、提供することが義務なので学校に通えるかはその家庭の経済状態次第となり、貧困層の子どもたちの多くは学校に通えません。オンザロードさんは、家庭訪問し、子ども達を学校にいけるようにご両親を説得します。活動は、殆どが支援者からの寄付によって運営しているそうです。活動資金は500万円くらいかかり、現地での独立採算を目指し、物販販売や助成金の申請、企業へのアプローチなどもしているそうですが、厳しい運営状況が続いているそうです。この学校がなくなると、子どもたちは再び学校へ通えず、せっかく持ち始めた将来の夢も夢のまま...継続的なサポーターを募っているそうです。気になった方はぜひオンザロードのHPを覗いてみてくださいませ。
みんなで一緒に折り紙で駒を作って遊びました。はじめはシャイだった子たちも次第に打ち解けて、かわいい笑顔をみせてくれました。

授業風景。

キラキラなこどもたち。学校に通えて嬉しそう。

折り紙で駒を作ってあそびました。
たった3日のヴァラナシ滞在。
でも、この街大好き。また来よう。
つづく