インドへの旅 其の三

こんばんは。

旅をしてからだいぶ時間が経ってしまいましたが...

最終目的地はダラムサラです。

ここでは、ダライ・ラマ法王のティーチング、チベット学校やサラ大学の見学、チベット国のセンゲ首相に謁見しました。

懐かしのダラムサラ。
何にも変わっていませんでした。
ダラムサラにはおしゃれなカフェや日本食屋さん(ルンタって言うんです!)
おしゃれなレストランなどがたくさんある場所で、ダラムサラに再び行くことがあったなら、おされカフェの外テラスでカフェオレを飲みたい!(インドはチャイばっかなのでおいしいコーヒーは貴重なのです)の欲求を満たすことができました。

少し早起きして朝カフェして、法王のティーチングへ。ちょっともう遠い日のティーチングの内容は記憶の彼方へ行ってしまいましたが、印象に残ったのは
「空」について法王が語っていたこと。
幼少の頃から仏教の超英才教育を受け、たくさんの修行をされて来ただろう法王様でさえ、「空」についての理解が最近やっとこんな感じかな〜とわかって来た。
だから何回も何回も学ぶのです。「空」について熟考するのです。
と言っていました。そうか、「空」といのは捉えるのは簡単じゃないのか、と安心してこれからもなんども何度も教えを聞いて、深めていきたいと思いました。

そしてセンゲ首相との面談。
b0192179_15553068.jpg


とても感動的なお話を聞かせてくれました。彼の生い立ち。
彼はチベットの村に産まれ、両親の財産は牛3頭でした。彼らにとって牛は、ミルクであり、フンは燃料になり、生活の全て、財産だった牛を父は500ルピーで売り、そのお金を持ってインドへ亡命したセンゲ首相は、奨学金をえて学校へ通い、アメリカのハーバード大学へ通い、その後はアメリカで働いていたそうです。
そしてチベット政府から声がかかり、1年くらい前に家族を連れてインド、ダラムサラへやって来たそうです。

彼は言います。「ダライ・ラマ法王は教育が何より大事だと。私は彼の言葉を聞きます。注意深く聞いて、そしてそれに従います。」
センゲ首相は、教育にものすごく力を入れているとおっしゃっていました。
言語、文化を保つことで国民のアイデンティティを保ち、それがチベット国の存続にとってとても重要なことなのですね。
サラ大学に行った時、同じ言葉を学生たちから聞きました。学生たちの中には去年の冬に凍った川を渡って、インドへ亡命して来たばかりの人もいました。
彼らも文化、言語を保存して、いつかチベットを取り戻したいという思い、それは首相も国民も一致していて、優れたリーダーを育てて国を引っ張って行くのです。政府と国民が素晴らしくも一丸となって働いているのでありました。
感動でした。チベット、きっと大丈夫かもしれない、いつか、彼らは帰れると思う。
そんな気がしてなりませんでした。
去年の冬に亡命して来たチベットの人を見つめると、バックにその悠久の大地が目に浮かび、少し切ない気持ちがしました。

いつか、チベットに帰りたい?

学生たちに聞くと

Absolutely!!(絶対に!!)

と希望に満ちた目を輝かせた学生たちの顔が
忘れられません。

彼らがチベットに戻れる日を祈って。

Om shanti

tara





[PR]

by yellowtara | 2017-01-19 22:38