だれもしらないみつばちのものがたり

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3月8日に長野県中川村で開催された『だれもしらないみつばちのものがたり』
というアフリカンダンスミュージカルを見に行ってきた。

タバコに含まれるニコチンに似た成分ネオニコチノイドという、農地や松林などで
害虫除剤として幅広く大量に使われている農薬の影響を主題にしたミュージカルだった。

アフリカンダンスをベースに、子供たちやダンサーが生き生きと踊って、
1年くらい構想を練った作品でとてもクオリティーが高く、感動した。

ミュージカルに感動しながら、その内容にショックを受けた。
上にも書いた通り、ネオニコ系農薬は私たちの生活の身近なところで発見できる。
それは、農地で地上に散布されたり、家庭で使うゴキブリ駆除剤、
フロントラインなどのペットの蚤取り、ガーデニング用の殺虫剤としても。
ネオニコチノイドは神経毒性で、ヒトを含む多くの生物の神経細胞にある
ニコチン性アセチルコリン受容体に結びつき、正常な神経伝達を乱す。

水溶性で、水に溶けて根などから植物に取り込まれ、組織の隅々まで浸透する。
植物の内部に入るので、洗ってもとりのぞけない。

ミツバチがネオニコの神経毒にやられて、巣に戻れないで大量に失踪している。
ミツバチは花から花へ、花粉を運ぶ花粉媒体者。彼らがいなくなると100種類もの
農作物が実を付けれなくなる。ミツバチは生産効率だけでなく品質にも大きく影響を与える。
またミツバチは指標生物といって、環境の異変を警告する、環境の悪化を知らせる生物です。
女王蜂を中心とする社会生活を営み、必ず帰巣するので個体数の増減がわかる。
現在ミツバチに起こっている世界的な異変は、生態系の重大な異変を知らせる警鐘なのだ。

お茶の栽培でもネオニコが使われている。
というか、現状だとほとんどの農作物に使われてる。
みかん、イチゴ、りんご、etcetc...大好きな果物たち...
数字で言うと、イチゴの残量基準が5PPTに対し、茶の基準は50PPTまで許される。
お茶の場合はお湯でその成分を抽出するので、農薬成分が溶けて抽出されると考えると恐ろしい。

日本はネオニコに対する取り組みが遅れている。
EUは3種類のネオニコチノイド系農薬とフィプロニルが2年間暫定的に使用禁止。
神経発達障害の関連を懸念する見解を発表。
北米は「ハチへの危険性」を警告するラベル表示の義務化。
日本は規制なし、それどころか、残留基準の緩和、そして認知度も低い。

ヒトに対する影響は、神経発達障害と関連する可能性がある。
ADHDや自閉症との関連性も懸念されている。
他にも手が震えたり、記憶力の低下に繋がる。
ひとつのテストとして、3日間の間に食べたご飯がすべて言えないと、まずいらしい。
ヤバい、わたし言えない..

まずは、知ることから。

以下のウェブに詳しく説明されています。
アクト・ビヨンド・トラスト http://www.actbeyondtrust.org
NO!ネオニコ  http://no-neonico.jp

できることからやってみる
ミツバチ認証 http://bee-garden.jp/mitsubachi.html




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by yellowtara | 2015-03-10 14:48 | Taraの日々