ワタリガラスの神話、日本の文化

こんにちは。

昨日今日と、雨が続いています。
ここ最近、ずっと雨が降っていなかったので、恵みの雨です。
私の住む、高尾の森も潤い木々が元気いっぱいです。

昨日、ボブ・サム&坂田昌子と歩く高尾山、ワタリガラスの神話の会に参加しました。
坂田さんとは虔十の会というNPOで、圏央道建設から高尾山を守る活動をおもになさって
いる、高尾の、世界の自然の番人のような方です。
b0192179_15404121.jpg


山に入る前に、アラスカの先住民族、クリンギット族のボブサムさんがお祈りを
してくださいました。山や自然に入るときはいつも、私たちが山に対して敵意がないこと
をお伝えして、挨拶してから入るのが礼儀なんだそうです。

坂田さんとボブさんはおっしゃっていまいした。
高尾山は水が豊富で、山それ自体が貯水槽のようになっています。
穴を掘られ、その水が吹き出し、もしくはとめられると、山は枯れてしまいます。
人の身体と山の身体は同じです。
水は滞ると、腐ります。船乗りの船に積まれた水が何ヶ月も腐らないのは
船が揺れているからなんですって。
すごいですね!人の身体も殆どが水分でできていますので
それが詰まると、不調が産まれます。だからヨガや太極拳のように
身体のエネルギーの流れを良くすることがどんなに健康に繋がるか納得しました。
b0192179_1541647.jpg




山は子宮、命を育む子宮。
山の川は、へその緒。命をつなぐ、へその緒。
先住民族の言語で<シャ>とは、山のこと、そして女性もさします。

うまく伝えられませんが、すべてがガチンと納得。

そしてボブサムさんのお話。
彼の一族、クリンギット族は伝統的な暮らしをしていました。
海からの恵み、山からの恵みをいただいて独自の言語を使い文化をもっていました。
しかしいつからか、近代化の波が押し寄せ、言語は英語にかわり
文化も忘れ去られ、食も変化していきました。
そして彼らになにが起こったか…?
アル中、ドラッグ中毒の人々、自殺者が増えました。
ボブさんもハンバーガーにフレンチフライ、ケンタッキーフライドチキン
などの食生活のため、極度に肥満し、ついには病気になりました。
その時、長老が彼の側へやって来て、こう言いました。
伝統的な食生活に戻りなさい。さもなくばあなたは死んでしまうよ。
ボブさんは以前していた食事に立ち戻りました。海藻、自然の海からの恵み
野生動物の肉を食べ始めると、体重はみるみるうちに減り、以前より
ずっと健康になりました。
b0192179_15405491.jpg



彼が神話を伝え歩くことで日本のみんなに伝えたいメッセージ、それは

「あなた方の言語を守りなさい。
 文化を守りなさい。
 食文化を守りなさい。」

それが、私たちのアイデンティティーで、私たちの誇りなのです。
私たちの日本は世界一健康的な食文化を持っています。
私たちの言語は、自然から産まれた美しい言語です。
そして自然の要素を敬い崇める、自然とともに育まれた文化です。

私が以前、伊勢で学んだことが再びメッセージとして伝えられました。
とても大切なことなんだと、思いました。
[PR]

by yellowtara | 2012-09-02 15:41 | Taraの日々 | Comments(0)